設立趣意書

 

行田市では、児童生徒数の減少が想定以上のスピードで進んでおり、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。子どもたちが多様な人と関わりながら学び、社会性を育んでいく機会をどのように確保していくかは、地域にとって重要な課題となっています。児童生徒数の減少により、学校規模の縮小が進み、子ども同士の関わりの機会の減少や、教育活動の幅が限られるといった影響が見られるようになってきました。

こうした状況を受け、行田市では学校再編の検討が進められ、市内の小学校 12 校、中学校 8校を再編し、新たに 3 校の義務教育学校を設置する方針が示されています。この再編は、より良い教育環境を整え、子どもたちの学びを充実させていくための大きな取り組みです。

新しい学校の誕生は、子どもたちにとって新たな学びの場であると同時に、地域にとっても新しい関係づくりの出発点となります。しかしその一方で、学校再編の過程においては、保護者や教職員、地域住民それぞれに、不安や戸惑い、また安全面への懸念など、さまざまな思いが生じています。

私たちは、そうした一つひとつの不安や心配、危険だと感じられることについて、関係者とともに考え、できる範囲で向き合い、必要に応じて適切な相談先や支援につなぐことで、新しい学校が始まる時に、安心と安全を少しでも積み重ねていきたいと考えています。

また、学校が始まった後に生じる混乱や想定外の出来事に対しても、地域として寄り添いながら、状況に応じた支援やつなぎの役割を果たしていきたいと考えます。本会の活動は、学習活動や安全・安心の確保、環境整備などについて学校を支援する「学校応援団」の趣旨と軌を一にするものです。

そのうえで、本会は、新しい学校が始まるまでの準備段階から、学校が始まった後に至るまで、子ども・保護者・教職員・地域を学校という場でつなぐ役割を担い、継続的に学校を支えていく団体を目指します。そのために、子ども・学校・地域をつなぎ、互いに支え合う仕組みとして、「リンク
行田」を設立します。
今後は、新しい学校を拠点として、地域の多様な人材や資源をつなぎながら、持続可能な活動の仕組みを構築していきます。
子どもたち一人ひとりが安心して過ごし、地域の中で育っていくことができる環境づくりを進めてまいります。本会の趣旨にご理解・ご賛同いただき、ともに子どもたちの未来を支える仲間としてご参加いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

附記
令和8年6月8日
リンク行田〜新しい学校のサポーターズ〜
発起人一同